月収100万なんて大した額じゃない

日本人は貧乏になり過ぎて月収100万円というと富裕層なんて思ってしまう。

月収100万円は単純計算で年収1200万円。

それって独身なら都内でも少し贅沢に暮らせるレベルの金額でしかないです。

家族持ちなら安心なんざ程遠いのではないですかね。

月収500万円なら家賃やローンに100万円ずつ払っても教育資金や老後資金を貯めながら4人家族で普通に暮らせます。

しかし、これからも安定して何十年も年収6000万円なんて人が東京に何人いるか?

冷静に考えればそんな現実が見えるのですが、大卒20代後半でも月収30万円がやっと…、なんていう状況に慣らされてしまってますから、月収100万円はバラ色の大金に思えてしまうのです。

大金ですが大したことない金額。笑

危険な勘違いはここからです。

月収10万円が100万円にジャンプアップして目前に困らない生活をすると、「これからも100万円稼げば困らないだろう｣という根拠がない打算が働くのです。

ずっと100万円稼げるなんて保証はないのに。苦笑

欲しい物を片っ端から買う、贅沢するうちに、資金不足に陥ってしまうのがイヤでクレジットカードに手を出す。

それは、「稼げば返せるから大丈夫｣という安易な自己納得。

リボ払いで毎月50万円を超えなきゃいいや、なんて。

最初は真面目に取り組んでいたアルバイトも、後から入ってくる新人に圧されて低調になり始める。

低調になり、収入も下がり始めるとモチベーションも下がって悪循環スタート!

ますます収入が落ちて、カードのリボ払いをすると手元に10万円も残らない。

買い込んだ贅沢品を売ってもリボ払い2回分くらいのお金にしかならない。

気づけば生活費も足りない。

緊急事態宣言!!

しかし誰も助けてくれない。

月収100万円の勘違い生活なんてそんなもんです。

月収300万円になれたとしても、浪費すれば同じルーティンになります。

100万円は大金ですが、扱い方次第では大した金額ではなくなる。

バラ色に思えた瞬間、冷静に考えれば間違いません。

派手にぶち撒けると派手に恥ずかしく辛い思いが待ち受けてます。

以上、高収入アルバイトの心得?でした。